植松 努
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015-12-17)
売り上げランキング: 30,587
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結論です。凄くいい本でした!
特に、若い人に是非読んでもらいたいと思います。
(というか、基本的にいいと思った本しか、このブログで紹介するつもりはありません。)
この本の著者である植松さんは、北海道赤平市にある中小企業の社長さんです。
しかし、何故か、ロケットの開発も手掛けています。その理由が素晴らしい。
"「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすため" です。
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大人が単なる憶測だけで語る評論によって、多くの若い人たちが可能性を奪われている。
挑戦も夢も、「どうせ無理」という憶測によって潰される。
人の可能性を奪うことは、殺人と同じくらい罪深いこと。
そもそも挑戦や夢は、何度も失敗するからこそのもの。
今できる範囲から選択肢を選ぶことなんて、ただ今のままでいる、ことに等しい。
今できないことができるようになるから、それが未来となる。
あきらめることはいつでもできる。だから、最後に回せばいい。
やったことのないことは、やればできるようになる。知らないことは、調べればいい。
成功するための秘訣とは、成功するまでやるということだ。
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そんな植松さんの素敵な言葉で溢れています。
従業員20名の会社がロケット開発をするなんて、「どうせ無理」と常識人は言います。
でも、植松さんは「どうやったらできるか」しか考えません。
常識という名のつまらない憶測に縛られる限り、現在からの進歩はありません。
進歩するためには、「できる方法」「よりよくする方法」を皆が考える必要があります。
チャレンジする勇気を改めてもらいました。
ちなみに、チャレンジしたくなる、という意味ではこんな本も改めて読み返しました。
1973年出版の作品です。児童文学です。
しかし、時間を盗まれ、心から余裕を無くしていく人々、という描写は、まさに現代人を表している気がします。古さを感じさせない、大人でも読み応えのある名作です。
時間貯蓄銀行の灰色の男たちから皆の時間を取り戻すモモに、勇気をもらえます。
そして、限りある人生のなかで自分にとって本当に大切なものは何か、改めて考えさせられます。
いやー、本ってほんまええもんです!!
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