2015年12月23日水曜日

ファミリー・ツリー

本を一冊も紹介しないまま、立て続けに映画を紹介してしまっていますが、最近観た映画をもう1本。「ファミリーツリー(米国)」です。

(何故か)カメハメハ大王の子孫(?)である弁護士(ジョージ・クルーニー)の妻がボート事故に遭い、意識不明の重体になるところからストーリーが始まります。が、この映画、特段何かすごい出来事が起こる訳ではありません。ただ淡々とストーリーが進んでいきます。

並行して描かれるのは、
① いままで交流が希薄だった2人の娘との主人公の不器用な交流
② 主人公が、妻の浮気を知り、その浮気相手を捜索する
③ 先祖から代々受け継いできた広大な土地の売却問題
④ 妻の回復の見込みがなくなり、生命維持装置を外す決断をする
ざっとこんなところです。が、あくまで淡々と話は流れます。ジョージ・クルーニーも、娘たちとどうコミュニケーションすべきか戸惑い、妻の浮気を知って狼狽する、普通のおじさんです。

でもこの映画、凄く良かったんです。結論を言うと、この映画好きです。

何故か?恐らく舞台がハワイだったからなのだと思います。なんだかハワイの風景に、知らず知らずに観ながら癒されてしまう。弁護士として普通に働いて来た主人公が、突然一気に、予想もしていなかった難題を抱えます。でもそんな状況も、ハワイの自然が包み込んで「それもこれも人生さ」と言ってくれてる気がします。

と言う事で、「星4つ」で。

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2013-06-05)
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